悪質商法に気をつけましょう

悪質商法に気づいたら迅速に対応することが大切ですが、解決には時間とエネルギーが必要です。悪質商法に遭わないで済むにこしたことはありません。
では悪質商法に遭わないようにするにはどうすればよいのでしょうか。


1) 招かざる訪問販売は相手にしないこと。きっぱりと断りましょう。
  (玄関を開けない。ましてや家の中には入れない。)
2) 電話勧誘、メール勧誘には十分注意しましょう。
3) 無料ということはあり得ない、と思ってください。
4) 不安をあおられていないか、冷静に考えてみましょう。
5) きちんとした説明書、契約書がないのはおかしい、と思ってください。
6) 知人、友人だからといって安直に考えないでください。
7) 意思をはっきり明確に示すよう心がけてください。
8) 大切なお金です。代金を支払う前にもう一度よく考えてください。

 

◆業者の訪問時、電話勧誘等によくあるセールストーク


屋根工事に関連して瓦がずれている。瓦が割れている。棟(屋根の頂部)部分の漆喰がはがれている。などと説明し、「このままでは雨漏りがしてしまう」と不安にさせる

床下工事に関連して床下の湿気が多い。床下の柱が腐っている。カビが発生している。白アリが発生している。「このままでは、地震や家の重みで家が壊れてしまう」と不安にさせる
屋根裏工事に関連して屋根裏の湿気が多い。屋根裏の支えの木材が腐っている。白アリが発生している。などと説明し、不安にさせる
白アリ対策に関連して白アリが発生している。白アリが発生する恐れがある。などと説明し、「このまま放置すると白アリが大量発生し、家が傾き、崩壊してしまう」と不安にさせる

 

◆その契約大丈夫ですか?-締結にあたって特に注意すること-


1)結ぼうとしている契約は本当に必要ですか。必要ないときはきっぱり断りましょう
2)高額な契約やうまい話は特に注意しましょう
3)その場で契約しないで、身近な人たち、建築設計事務所に相談してからにしましょう。
4)契約書の内容はよく確かめ、商品・サービスの内容・支払い金額は十分に検討しましょう。
5)口約束は契約書に必ず書いてもらうようにしましょう。

 

◆被害に遭ったと気がついたときの対応はどうしたらよいか


1人で悩み時間を費やすことは禁物です。次の人たちに相談してください。
 1)兄弟、家族、親戚等身近な人に相談しましょう。
 2)建築設計事務所かお近くの消費生活センターに相談しましょう。

 

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