日事連建築賞選考委員会を代表して、審査経過の報告をさせていただきます。
本年度は、一般建築部門89点、小規模建築部門94点の合計183点の建築作品が単位会へ応募され、単位会での第1次審査を経て、32単位会から日事連へ一般建築部門31点、小規模建築部門28点の合計59点の応募がなされました。今回の応募数は過去最多となりました。
6月23日に日事連会議室において選考委員会が開催され、第2次審査 を行いました。委員の投票及び討議の結果、まず一般建築部門10作品、小規模建築部門8作品を日事連建築賞候補として選定いたしました。その後さらに討 議・検討の結果、国土交通大臣賞、日事連会長賞及び優秀賞候補として一般建築部門の6作品、小規模建築部門の5作品を現地審査することといたしました。
現地審査は7月21日から8月10日にかけて行われ、その結果を踏ま えて8月10日に最終選考委員会を開催いたしました。委員の討議・検討の結果、この賞の趣旨に最もふさわしい優れた作品として国土交通大臣賞と日事連会長 賞を選定いたしました。さらに討議・検討の結果、一般建築部門から4作品、小規模建築部門から3作品を優秀賞に選定いたしました。また優秀賞に準ずるもの として、一般建築部門から5作品、小規模建築部門から4作品を奨励賞に選定いたしました。
それぞれの賞の受賞作品掲載順は北から南への単位会順で掲載しております。
来年度は、更に多くの応募を期待したいと存じます。
以上審査報告といたします。