審 査 報 告

日事連建築賞選考委員会委員長　　坂本一成

　本年度の日事連建築賞への応募は一般建築部門が８４点、小規模建築部門が８７点で合計１７１点あり、単位会での第１次審査を経て、３２単位会から日事連に一般建築部門２４点、小規模建築部門２８点の合計５２点の建築作品の応募がありました。前回と比べ大幅な応募数の増加となり、今回もまた意欲的な応募作品が多くありました。
　６月１５日に日事連会議室において選考委員会が開催され、第２次審査を行いました。委員の討議及び投票の結果、まず一般建築部門１０作品、小規模建築部門９作品を日事連建築賞候補として選定いたしました。その後更に討議・検討の結果、国土交通大臣賞、日事連会長賞及び優秀賞候補として一般建築部門の５作品、小規模建築部門の５作品を現地審査することといたしました。
　現地審査は７月６日から８月７日にかけて行われ、その結果を踏まえて８月７日の最終選考委員会において討議・検討の結果、国土交通大臣賞と日事連会長賞を選定するに至りました。また更なる討議・検討の結果、一般建築部門から３作品、小規模建築部門から４作品を優秀賞とし、優秀賞に準ずるものとして、一般建築部門から６作品、小規模建築部門から４作品を奨励賞に選定いたしました。
　以上審査報告といたします。