「膜構造による魅力ある空間創造・講習会&見学会」を共催

 日事連では、一般社団法人日本膜構造協会(以下、膜構造協会)との共催により、去る9月26日に「膜構造による魅力ある空間創造・講習会&見学会」を開催しました。
 同講習会・見学会には、関西等を含む多くの地域の建築士事務所協会の会員及び行政の公共建築担当者など約50名が参加し、膜構造に関する講習会を受講するとともに、実際に膜構造の建築物を見学しました。
 講習会では、膜構造の専門家による構造方法や材料特性、環境性能、用途デザイン等について解説が行われたほか、膜構造協会の会員会社による膜構造の工法や品質管理、メンテナス等の施工経験に基づく解説が行われました。
 また、見学会では、都内3箇所(①港区高輪子ども中高生プラザ、②東京駅八重洲口グランルーフ、③中央区立中央小学校)の膜構造建築物を見学し、それぞれ現場で施設関係者から説明を受けました。とくに中央区立中央小学校では、屋上グランドの移動式膜屋根を実際に開閉してみせるなど、実際の運用方法が観察できる見学会となりました。
 日事連及び膜構造協会では、今回の講習会・見学会が好評だったこともあり、今後も同種の講習会等の企画について検討していくこととしています。




専門家による膜構造に関する講義の様子

見学先の中央区立中央小学校では膜屋根の開閉を行ってみせた


膜屋根(港区高輪こども中高生プラザ)の説明を受ける受講者

 


 
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