第40回建築士事務所全国大会(東京開催)を開催しました

  

式典の様子 去る平成28年10月7日、第40回建築士事務所全国大会(東京開催)を帝国ホテルにて、「成長から匠の技を活かす成熟した社会の醸成へ」を大会テーマに開催しました。
 大会では、山梨知彦氏の講演「IT技術が建築設計を変える ~BIMで仕事をとる!~」および大会式典(日事連建築賞表彰、功労者表彰等)を行い、全国の建築士事務所協会会員、来賓を合わせ、約800人が参加しました。

 大会開催に先立ちコートヤード・マリオット銀座東武ホテルでは、次世代設計者が集まり色々な交流を行うことにより新しい価値観を創ることを目的に「青年話創会(わそうかい)」を開催し、全国から会員約150人が参加し、活発に意見交換を行いました。

 ※第40回建築士事務所全国大会(東京開催)の詳細報告については、会誌「日事連」12月号に掲載します。 

 

受賞式

<講演>
「IT技術が建築設計を変える
 ~BIMで仕事をとる!~
 山梨知彦氏
 

<日事連建築賞>
国土交通大臣賞を石井啓一大臣より
授与される
 石井秀樹建築設計事務所

 
          
<青年話創会>

会員による取り組み状況の報告と意見交換

 
日事連大内会長 開催挨拶 
 

会長

 一般社団法人日本建築士事務所協会連合会の第40回建築士全国大会東京開催に当たり一言ご挨拶を申し上げます。


 昭和51年東京大会の第1回を皮切りに各単位会の並々ならぬ努力により、昨年39回茨城大会が開催「水府の風(すいふのかぜ)」のおもてなしにより復興の歓びをかみしめ、成功の内、執り行われ、大変嬉しく思います。
 本協会の発展を支える一つとして全国大会を開催し、相互の信頼と友好関係を構築する場として、年々この大会が皆様に感動を与え明日に繋がる大会に成長してまいりました。
 永年にわたりご支援をいただいております国会議員の先生方、地方議員の先生方に対し厚く御礼申し上げますと共に常日頃よりご指導、ご協力をいただいている国土交通省を始め、関係諸団体、都道府県の関係部局の方々、そして会員の皆様、各単位会の会長・役員の皆様には心から感謝の気持ちで一杯です。
 昨年6月25日改正建築士法が施行され一年がたち、まだまだ普及にはほど遠いが根気よく皆様と共に普及活動に取り組み、設計・監理業務等の適正な執行と職業倫理遵守の徹底を通じ、法定団体として建築士事務所の業務の適正化と建築主の利益保護を目指し、国民が安心して設計・監理を発注できる環境を整えて、多様な発注方式を会員のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
 日本の人口減少に伴い建築関係に携わる若者も少なくなり、建築設計事務所の存続にも多大な影響が出始めて来ており、老齢化による廃業現象も深刻化してまいりました。そこで今回の大会で、これからの設計事務所をどの様に経営して行くのかを若い世代で考えていただくため「青年話創会」を企画し、各単位会から2~3名が一同に集合し意見交換をしていただき、自分の思っている事をお互い話し合い、将来を托す若者の発想力青年の主張をしていただこうと思いました。最終的に一つにまとめ、今回の全国大会の式典にて発表してもらう事にしており大いに期待をしております。
 最後になりましたが全国大会が隔年ごとに東京開催が良いのかを検討し、各単位会の意見を聞いて最終的に考えてまいります、本日ご出席いただいた来賓の皆様に厚くお礼申し上げ、これからも本協会の為にご尽力いただきます様お願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
 


 

※ 平成29年度 第41回建築士事務所全国大会 ※

平成29年度 第41回建築士事務所全国大会は和歌山で開催されます。

  ○開催日 平成29年10月6日(金)
 

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