【国交省】住宅の窓及びベランダからの子どもの転落事故への対応について

2025/7/1

※国土交通省より、下記の通り周知依頼がありましたのでご案内いたします。

住宅などの窓及びベランダから子どもが転落する事故が発生しています。

この度、消費者安全調査委員会において、住宅の窓及びベランダからの子どもの転落事故に係る消費者安全法第24条第3項の規定に基づく事故等原因調査報告書(以下「報告書」という。)がとりまとめられました。

報告書では、事故原因について、子どもは窓及びベランダから転落する危険性が高いにもかかわらず、ソフトとハードの両面において子どもの窓及びベランダからの転落を防止するのに十分な住環境整備がされていないことと考えられるとされており、再発防止策として、転落防止対策をした住宅の普及、転落防止用製品の研究・開発、転落に至るプロセス及び転落事故防止方法の周知啓発が挙げられています。

報告書を受け、消費者安全法第33条の規定に基づき、消費者安全調査委員会委員長から国土交通大臣に対し、住宅を供給する事業者に対して、ガイドライン(『子育てに配慮した住宅と居住環境に関するガイドライン(改訂版)』(国土技術政策総合研究所))の普及、子どもが窓及びベランダから転落する危険への対策をした住宅の新築・改修に対する支援等の施策を講ずることを求める意見の陳述が行われました。

本意見を踏まえ、国土交通省としては、子どもが窓及びベランダから転落する危険への対策をした住宅を普及させるため、ガイドラインや支援策についての周知を行いたいと考えています。
詳細は下記資料をご参照ください。

通知本文
通知別添
子育てに配慮した住宅と居住環境に関するガイドライン(改訂版)
子育て支援型共同住宅推進事業
動画(消費者庁)
チェックリスト(消費者庁)
冊子「安全・安心なマンションのために」

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